中小企業こそ「評価基準」が大切だ!

富士通が全社員3万5千人に対して、ITを使って自宅などで仕事ができる「テレワーク制度」を導入することになったようです。
大手企業では、日本マイクロソフトやカルビーなどもテレワーク制度を導入しているようですね。

私も仕事上でIT技術の発展の恩恵に預かっている者の一人だと思いますが、
これから働く上での「場所」や「時間」の制約がどんどん緩和され、
ますます「仕事の中身」が問われる時代になっていくでしょうね。

 

 

1.中小企業こそ「テレワーク」導入を!

転勤」の話もそうですけど、
どうしてもその場所で働く必要性って、どれぐらいあるのでしょうか?
もちろん、大きな製造設備を使わなければならない作業などは、
まだまだテレワーク導入は難しい感じがしますけど、
管理部門や営業職、システムエンジニア、コールセンターなどでは、
思ったより簡単にテレワーク導入ができるはずです。
システム等の導入費用も、必要最低限に絞れば、思ったほどかかりません。
「いや~、当社みたいな中小企業は無理ですわぁ~」とみなさんおっしゃるのですが、
私は「そんな悠長なことは言ってられませんよ!中小企業こそ生き残りをかけてテレワーク導入を!」
とおすすめしています。
 

2.人財の確保、活用に!

中小企業こそテレワーク導入を検討しなければならない理由の一つに、
深刻な「人財不足」が挙げられます。
時代の変化・進歩が速すぎて、特に中小零細の製造業などでは、
今までの製品がたちまち陳腐化、
業績悪化へ、となってしまうことが多いようです。
声高に「イノベーションを!」と言ってみたりするのですが、
業績悪化のゆえ、充分な設備投資はもちろんのこと、
優秀な人財を雇用することが極めて難しく、
なかなか負のスパイラルから抜け出すことが難しくなっています。
だけど、、、
テレワークを活用すれば、
フルタイム正社員で雇用することは無理であっても、
高い専門知識や技能を持った人に、技術顧問やアドバイザーのような形で、
新製品開発チームに加わってもらうことは充分可能だと思います。
大手企業を定年退職した人や、介護や育児、自身の病気や体力的なもの、
遠隔地に住んでいるなど諸々の都合で、
「1日8時間以上、毎日会社へ行く」ことが困難であっても、
高い専門知識や技術を活かせる、活かしたい、という人財はたくさんいらっしゃると思います。

 

 

3.「評価基準」がないと難しい

高い専門技能を持った人を、「働き方」にとらわれずに活用していくにしても、
「何に対して」「いくら支払うのか」という会社の基準が必要になってきます。
中小企業ではここが極めてあいまいである場合が多いです。
一方、大企業でも、意外にテレワーク導入の障壁となっているのが、
上司としては「部下が、きちんと仕事してくれているか分からない」、
部下としては「一生懸命仕事しているのに、そのことが認めてもらえない」という、
双方の思いがあるようです。
このことは、「評価基準」があいまいであるために、
そこに「いないと」評価ができない、評価されない、ということになってしまうんですね。

これから「働き方」はテレワークをはじめ、ますます多様化するはずです。
そして、このことは、中小企業が優秀な人財を確保し、活かすことができるビックチャンスだとも思います。
時代の流れを上手くつかむためにも、会社の下地(=評価基準)を整備していくことに取り組んでみませんか?