出産・育児関係手続きまとめ(その2)

出産して、産休、育児休業を取ったものの、職場へ復帰できるかどうかは「保育所」へ入所できるかどうか次第。

私が住む大阪をはじめ、都心部ではなかなか希望通りにはいかないようです。

4月入所希望の結果がそろそろ発表される頃だと思います。国はひとりでも多くの人が保育所へ安心して子供を預けることができ、職場へ復帰できるようにして欲しいですね。
保育所へ入所できなかったら「一億総活躍」なんて言っている場合じゃないです。予算の使い方を「選挙対策でなく」本気で考えて欲しいと思います。

 
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さて、前回に引き続き、「出産・育児関係手続きまとめ」です。

 

1.育児休業中は雇用保険から「育児休業給付金」がもらえる

産後8週間が終了すると、子どもが満1歳になるまで「育児休業」が取得できます。

前回、会社の就業規則をきちんと整備しましょう、と書きましたが、育児休業を取得するにあたって必要な社内手続きも明確にしておきましょう。
いつからいつまで休めるのか、休業中の賃金はどうなるのか、保育所へ入れなかったらどうなるのか、休業する本人と会社側で明確にしておくことがトラブルを防ぎ、お互いの安心につながります。

 

さて、育児休業中は、雇用保険から「育児休業給付金」がもらえます。

育児休業開始日前2年間に、賃金支払基礎日数が11日以上の月が12か月以上ある人が給付金の対象となります。
「雇用継続給付の手続きでマイナンバーの取り扱いが変更!」の記事で書きましたが、今後は原則として、事業主を経由して申請手続きをすることとなります。
事業主(もしくは社会保険労務士)が本人のマイナンバーを確認して記載し、ハローワークへ申請します。(マイナンバーが必要なのは初回の手続き時のみです)
基本的には2カ月ごとに直近の2か月分をまとめて申請することになります。

最初の6か月は休業前賃金の67%、6か月経過後からは50%の給付金がもらえます。

 

2.保育所に入れなかったら?

保育所(認可保育所です)に希望通り入れなかったら、育児休業は1歳6か月まで延長できます。

同時に上記1の「育児休業給付金」も1歳6か月まで受給を延長できます。

 

ただし、ここで注意点があります!!

満1歳に達する日(誕生日の前日)までに保育所の入所申し込みを正式に行ない、「保育が実施されないこと」を市町村に証明してもらう必要があります。

「当面は(保育所に)空きがない」などと言われても、保育の申し込みは行ってください。そうでないと、育児休業給付金の延長はできないことになってしまいます。

 

3.育児休業期間中の社会保険料は免除されます

産前産後休業期間と同様、育児休業期間中は、会社負担・本人負担ともに社会保険料は免除されます。

上記2「保育所に入れなかった場合」で、育児休業を延長したら、1歳6か月まで免除期間も延長できます。

加えて、法定以上の制度であっても、満3歳までは「育児休業に準じる制度」であれば、社会保険料は免除してもらえます。

「育児休業等取得者申出書」を会社から提出します。

 

次回は、職場復帰後の手続きについてです。