御社の「人事制度」が機能しないワケ

「また嫌な季節がやってきたな。。。」

 

3月に本決算を迎える多くの企業では、いわゆる「査定」の季節、ということで、憂鬱な気分になっている人も多いのではないでしょうか?
「査定」という言葉を聞くと、「する」側の人も「される」側の人も、キュっと身構えてしまいますよね。

 

「年功的な人事制度はダメだ!成果主義こそこれからの時代にマッチした制度である!」ということで、多くの企業が評価と処遇を結びつける人事制度を導入しましたが、残念ながら、「人事制度が、本来の導入の目的どおりに、上手く機能している」と自信を持って言える企業は少ないようです。

「莫大な時間と費用をかけて導入したはずの人事制度は、いつの間にか、うやむやに・・・。」
「評価制度はあるが、評価する人が、正しく評価しているとは思えない。」
「評価する人によって、評価に甘辛がある。」
「せっかく評価をしても、昇給に充てる原資が十分でない。賃金に差がつけられない。」
「成果主義のせいで、結果がすべて、という風潮になってしまった。」
「人間関係がギスギスしてしまった。」

などなど・・・。

「運用が上手くいっていない」声はたくさん聞かれますが、みなさんの会社ではどうでしょうか?

 

 

1.業績が良く、うまくいっている企業の特徴

厳しい経営環境のなかでも着実に成長し続けている企業があります。

働く社員さんも、モチベーションが高く、自律的に行動できる人が多いように感じます。

「いったいどんな人事制度を導入しているんだろう??」
何か特別すばらしい制度を作っているに違いない、と私も思っていたのですが、実際に伺ってみると、人事制度のしくみ自体は非常にシンプルで、かつ「ありふれた」しくみであることが多いです。

さらに言えば、人事制度自体は「旧式の」、人事の世界ではちょっと古臭い制度だったりもします。

 

だけど、しいて言えば、その人事制度を「使い続けている」ことと「使いこなしている」ことが特徴です。

 

 

それが出来ないから困っている、、、という声が聞こえてきそうですが、言いたいことは「人事制度自体」が「良い」とか「悪い」とかはあまり関係がない、ということです。

御社に「いまある、その人事制度」を使って、「社員のやる気を高め」「業績向上につなげる」ことは十分に可能だと考えています

 

 

2.なぜ人事制度が機能しないのか?

なぜ多くの企業で人事制度があるものの、それが有効に機能しないのか。
根本的原因は、次の3点だと考えています。

  1. 「成績考課」が正しく考課されていない
  2. 「目標面接」が実施されていない、もしくは形骸化している
  3. 日頃の良好な人間関係や円滑なコミュニケーションが不足している

この3つは互いにリンクし、企業の業績に大きな影響を与えています。

詳しくは、これから数回に分けて説明していきますね。

 

3.「もったいない!」せっかくあるなら活用してみよう!

中小企業も含めて、多くの企業が人事制度を導入しましたが、残念ながら社長や人事部長の机の中で眠っている・・・という企業も少なくないようです。

 

でも、せっかくある人事制度、活用して「業績向上」につなげてみませんか?

賃金制度や評価制度自体を大きく変えるのは大変ですが、まずは「できるところから」使ってみることだと思います。

その使い方のコツを今後ご紹介していこうと思います。